くろじいの小屋
COLUMN


| Back | Index | Next |

39  意  志            2004. 3.07
ミスターが倒れた・・・・・
脳梗塞である。
 
脳梗塞には前兆があるという
言葉が喋りにくい・片手や片足が痺れる・視野が欠ける・箸が上手く使えない等々
高齢者とは限らない、最近は若年層も多いそうだ。
 
血液がドロドロしてる人は注意だよ!
血液が濁ってるのは当然食べ物に起因してる訳だけどね。
東洋医学でいう「医食同源」ってやつだね。
ミスターの場合は心原性との事なのでこの限りでは無いかもしれないが・・・・・
 
キリンの血圧は300以上あるそうだ、血管も厚いんだろうなぁ・・・・・羨ましい!
でも奴は草しか食べないから血液もサラサラしていて、あんなに高い頭まで血を運び上げられるに違いない。
象だって草しか食ってないのにあんなに大きい。
前のコラム「食べ物さんありがとう」の中で触れた旧帝国陸軍出身の故・川島先生は、ライオンなどの肉食獣がシマウマなどの獲物を捕まえた時に、まず何処から食べるのかアフリカまで行って観察した。
 
その答えは内臓、それも消化途中の青い草がいぱい詰まった腸を腹から引っ張り出してむしゃぶりつくそうだ。
緑の物を食うから血は赤くてサラサラなんだよ。え?何で緑が赤くなるかって?
化学構造で難しく言うと、緑の野菜の「葉緑素」も、血液の中の「血色素」も非常に良く似ていて、ピロール核というのが4個あるそうな。その真ん中にマグネシュウム(Mg)が入っているのが葉緑素。マグネシュウムの代わりに鉄(Fe)が入っているのが血色素なんだって。
親戚みたいなもんだね、だから身体にいっぱい葉緑素を摂ると、マグネシュウムが鉄と入れ替わって真っ赤なサラサラがどんどん出来るって訳だね。
 
これは突き詰めると、栄養学っていうより「分子矯正医学〜Orthomoleculer Medicine」という立派な医学なんだって。
この分子矯正医学の考え方は「ウイルスや細菌によらない後天的な体調不良や病気は、食事摂取のバランスで治す事が出来る」って事なんだって。東洋医学?と思いきや違うんだ。
 
実はこの分野、アメリカでは非常に進んでいるらしい。
でも日本じゃあんまり聞かないよね?
それは日本の医療保険の制度にも問題があるらしい。アメリカでは食事やサプリメントの指導をしただけで立派な治療として医師には報酬が得られる。ところが日本では基本的に薬品投与しないと保険請求しにくい・・・・・
 
とまぁ〜生意気にわかった様な事を書いたけどそんなに簡単なのか?と言われればそうではない。「医食同源」わかってはいるんだけどね〜
 
医師に適切な食事指導を受けたとしても、その通りに実践出来る意志の強い人なんてごく僅かだって事!
出来る?三日坊主どころか一日守れるかも疑問だね。
何だかんだと理由を付けて食べちゃうんだよね〜
「今食べたのは明日の分」とか言っちゃって・・・・・
 
「全てはあなた自身の意志で決定する」ナポレオンもそう言った(らしい)。
 
くろじいの場合は出血だったので前兆は無かった(と思う)が。片手が痺れたりしたら疲れだとか、都合良く自己判断をせずに信頼できる医師の診断をお奨めする。
 
大変失礼な言い方だがカルピ●のア●ールSは絶妙のタイミングでイメージキャラクターを代えたものだ。
 
ミスターは8日からリハビリを始めるという、回復を祈りたい。
 
 


| ホーム | くろじいの独り言 | お菓子ミシュラン | コラム | フォトギャラリー | ふぉとぎゃらり〜U | リンク集 | What's New |
| プロフィール | 期間限定ツバメの子育て日記 |